●夏の白山と青空
夏の白山で、「高い山で見る空は、低地で見るよりなぜ青いのですか」と聞かれたことがあります。空の色は一般に青いと言われていますが、場所や時季によって色が濃く澄んだ空もあれば、白っぽく見える空もあります。
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執筆者の山下光信さんは、石川県自然解説員研究会で活躍されるかたわら、東京航空地方気象台小松空港出張所の所長としての専門知識を持っておられます。
夏の白山で、「高い山で見る空は、低地で見るよりなぜ青いのですか」と聞かれたことがあります。空の色は一般に青いと言われていますが、場所や時季によって色が濃く澄んだ空もあれば、白っぽく見える空もあります。
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白山は、きれいな高山植物の咲くやさしい山のように思うのは、私だけでしょうか。そんな白山ですが、大雨や強風、霧の為遭難したというニュースを聞くことがあります。
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土石流とは、長雨や集中豪雨などによって、山腹や川底の石や土砂が水を含み流動化し、限られた水路内を一気に下流へと押し流される現象です。今回の場合(平成16 年5 月17 日 午後4 時30 分頃発生)、別当谷上流部で山崩れが発生し多量の水を含んだ土砂が山腹斜面を下降し
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手取川上流別当谷で発生した土石流について(PDFファイル)(c)山下光信
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砂防新道を甚之助避難小屋・分岐・十二曲がりと登っていくと弥陀ヶ原の門番のように黒ボコ岩が見えてきます。途中、とってもおいしい延命水をガブガブ飲んで一休みしたいところですが、小心者の私は最近ゆっくりそれを飲めなくなってしまいました。それは「昭和36 年の地震で黒ボコ岩が落ちた」と聞いてしまったからです。
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“黒ボコ岩が落ちてきたらどうしよう(PDFファイル)(c)山下光信
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「日本にいくつ活火山があるの?」と白山研修登山で聞かれました。
それに対して私・・・・・こないだまで「86」だったと思うけど最近また増えたみたい。
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日本には活火山がいくつありますか(PDFファイル)(c)山下光信
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白山に登山する時、手取川沿いに白峰から市瀬方面に向けて車を走らせると、突然左手に巨岩“百万貫岩”が見えてきます。昭和9 年7 月の大洪水の際、支流の宮谷川から土石流で押し流されたといわれていますが、高さ15m・幅23m もあり平成7年の計測によると、重さは4839t(129 万貫)も
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曇や雨の日に白山登山したのに、日焼けをしたことがありませんか。地上では、あまり気にならない日でも登山される時には、紫外線に十分注意が必要です。紫外線の強くなるのは
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白山では曇っていても日焼けに注意(PDFファイル)(c)山下光信
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1 年のうちで、ある特定の天気が現れやすい日を「特異日」と言いますが、気象学的な原因は必ずしも明確ではありません。しかし、このような特性は行事を計画する際に役立ちます。1964 年の東京オリンピックの開会式の日は、過去の統計により
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